オーバーレイ素材をPremiere の「描画モード」という機能で、プロっぽい動画にする方法を解説します。
🍄はじめに
オーバーレイ素材とは、映像の上から重ねるだけで、一瞬で動画のクオリティを上げてくれる便利なエフェクト動画のこと。
しかし、ただタイムラインに並べただけでは、素材の背景まで一緒に表示されてしまいます。
そこで今回は、Premiere Proの「描画モード」で馴染ませる解説をします。
よく使われる描画モードも一緒に紹介します。
基本は3ステップで完了!
この手順さえ覚えれば、キラキラやライトリークも自由自在に使いこなせるようになりますよ。
◼︎キラキラオーバーレイ素材の使い方
Premiereを起動して、元になる動画とオーバーレイ素材をプロジェクトに入れておきましょう。

今回はPixabayからクラゲちゃん動画とAEで作ったキラキラパーティクル素材動画を用意しました。
AEでのキラキラパーティクルの作り方の記事も書いています⬇︎よかったら覗いてね!
今回の素材はAdobe Stockにも置いているのでチェックしてみてください!
❶タイムラインの「上のトラック」に素材を配置する
まずは、ベースとなる元の動画の上にオーバーレイ素材を重ねます。
タイムライン上で、元になる動画を「V1(ビデオ1)」トラックに配置します。
その真上にある「V2(ビデオ2)」トラックに、オーバーレイ素材をドラッグ&ドロップで配置します。

❷「エフェクトコントロール」パネルを開く
素材を配置したら、設定を変更するために「エフェクトコントロールパネル」を開きます。
タイムライン上の「V2」にあるオーバーレイ素材をクリックして選択します(選択されるとクリップが白っぽくハイライトされます)。
画面左上などにある「エフェクトコントロール」パネルを開きます。

❸不透明度の「描画モード」を「スクリーン」に変更する
「エフェクトコントロールパネル」の「描画モード」を「スクリーン」に変えた瞬間、素材の黒い背景だけがキレイに消えて、キラキラだけが下の動画にフワッと馴染みます!(4kで作ったキラキラ素材なので、スケールを50%にしています)

これだけです!
キラキラがすぎたので不透明度を下げました。不透明度もお好みに調整してみてください。
◼︎よく使う「描画モード3つ」の意味と使い分け
先ほどは「黒い背景」を消すためにスクリーンを使いましたが、オーバーレイ素材には白い背景のものや、グレーの特殊な素材もあります。
① スクリーン 【黒い背景を消したいとき】
今回使ったモードです。
素材のイメージ: 背景が「真っ黒」で、光やキラキラだけが入っている動画
適した素材: レンズフレア(光の漏れ)、グリッター、花火、雪や雨など
💡 モードの意味・仕組み:
「スクリーン」は、下の動画と上の素材を掛け合わせて『明るく』するモードです。
デジタル映像において「黒」は明るさゼロ(データがない状態)として扱われるため、スクリーンにすると黒い部分だけが完全に透明になり、明るい光の部分だけが残って下の動画にきれいに重なります。
② 乗算【白い背景を消したいとき】
素材のイメージ: 背景が「真っ白」で、黒い文字やイラスト、汚れなどが入っている動画
適した素材: 紙のテクスチャ、水墨画のようなインクの広がり、白背景のイラストなど
💡 モードの意味・仕組み:
「乗算」は、スクリーンとは真逆で、下の動画と上の素材を掛け合わせて『暗く』するモードです。
「白」は明るさマックス(色の変化を与えない状態)として扱われるため、乗算にすると白い部分だけが完全に透明になり、黒い線や影の部分だけが残って下の動画に馴染みます。
③ オーバーレイ 【コントラストを強めて質感を足したいとき】
素材のイメージ: 背景が「グレー(灰色)」っぽく、ざらざらしたノイズなどが入っている動画
適した素材: フィルムノイズ、レトロなVHS風ノイズ、画面全体のトーン(色味)をじんわり変えたいとき
💡 モードの意味・仕組み:
「オーバーレイ」は、下の動画の明るさに合わせて、明るい部分はより明るく(スクリーン効果)、暗い部分はより暗く(乗算効果)するモードです。
中間色である「グレー」の部分が透明になり、素材の「明暗の差(コントラスト)」だけが下の動画に引き継がれます。
🌏さいごに
動画編集において、素材をただ並べるだけでなく「描画モード」を活用できるようになると、表現の幅は一気に広がります。
最初は「どのモードが合うかな?」といろいろ試してみてください。
\またね!/




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